去年のGWに見に行った『君は月夜に光り輝く』という映画がつまらな過ぎて、なんか不意に思い出してイライラしてきたのでレビューを書きたいと思います。一応ネタバレ注意
簡単にストーリーを説明すると、北村匠海が永野芽郁の事好きになって、でも永野芽郁は謎の重病でいつ死んでもおかしくない。だから北村匠海が永野芽郁のやりたい事を色々やって、本人にその体験した感想を聞かせてやろうというお話。
結末から言うと永野芽郁は死にます。
まず一言で言えば俺が人生で初めて上映中に寝た映画です。
自分の中のポリシーとして上映中に寝る奴と、エンドロールの最中に席を立つ奴はゴミカスうんち野郎だと思っているので絶対にする事はありませんでした。
しかし、この映画、あまりにも中だるみが酷すぎて飽きて寝てしまいました。自分もゴミカスうんち野郎になってしまいました。
どのくらい寝てたかというと、いつもは映画の途中で食い終わるくらいのポップコーンが、寝てて食えなくて上映終わるまで残ってたくらい。
が、この映画、結構な時間寝てたと思うけど、寝て起きた後、物語進展が無さすぎて何事も無かったかのように見続けることが出来ました。
普通、上映中に寝ると言ったら、知らんうちに千尋の両親が豚になっていたり、メイちゃんがいきなり行方不明になっていたり、いつの間にかサトシが過去に行ってたりと色々な出来事があり、起きてから話を理解するのに時間が掛かったりするけど、この映画はそれが無し。
そしてキャスト。
北村匠海。ヒロインが重病。
とにかく「君の膵臓をたべたい」と話が似すぎてる。この映画のせいで2、3日は永野芽郁と浜辺美波の区別が付かなくなりました。ヒロインと病名を変えただけの同一作品です。
というか君膵はそこそこ面白かったからただの劣化版。
演出脚本全ての面で劣ってます。
ラストもちょい捻りがあんのか思ったら本当にただ病気のせいで死んじゃったよぉ、で終わり。
ちなみにヒロインの病名かつ死因は「発光病」です。
ホタルかよ。
実在する病気ではラストで「死」にしづらいというのはあるかもだけど、もうちょっとかんがえろよ。これに関しては原作がそうだから仕方ないけど。
ボロクソ書いたけど、見終わったあとに金返せと思った映画は久しぶりでした。
とても1000なんぼ払って見る内容では無いと思います。
ちなみに、Amazonではこの映画のBlu-rayが5600円で売ってます。
この映画見た事ないよ、というあなた。5600円払ってこの2人の男女が織り成す甘く切ない恋の物語を鑑賞してはいかがでしょうか。